三代目小坂園

授業内容:

◇ 1 ◇ ごあいさつ(自己紹介)

◇ 2 ◇ お茶の話

1、 お茶のイメージ

2、 茶の木を知っていますか?

3、 お茶の種類(緑茶・烏龍茶・紅茶)

4、 どんな国でお茶は作られているの?

5、 日本人はやっぱり日本茶!

◇ 3 ◇ 世界のお茶 淹れ方の実演

◇ 4 ◇ お茶とわたしの生活

◇ 5 ◇ 自分のお茶探し

◇ 6 ◇ まとめ

 

今回高等学校の道徳の中で、茶の話をさせていただくことになりました。

最近、文化に触れる道徳の授業が重んじられていると新聞で読んだばかりで、茶を題材にしてくれるなんて有難いお話です。

授業の準備をしている間も気を使っていただき、給食でもてなしいただきました。

 

とりあえず、茶葉と茶器を山ほど持っていきました。

たくさんお湯も沸かして準備万端。

さて、一番不安だったのが時間配分・・

若い人達が茶の話を聞いてくれるのか?

 

実演があるにしても、2時間も何しゃべろう・・30分前かあ、テンション上げないと・・(汗)

 



 

チャイムだ、ぞろぞろ生徒さん達が入ってきます。

 

「だれだこの人?」

 

今回お話いただく方は東京大田区でお茶屋をしている小坂さん、ではお願いします。

まずは自己紹介・・「え~と、d;あkgぁ;gかkがdksが;lk;だk;lふぁk;」

自分でも何言ってるのか分からなくなってきた、みんなしゃべってるし

聞いてくれている感触がない

 

そんな私を見かねたのか、

 

ハチマキ男子が

「若旦那は独身?」

 

「独身です。」

「きゃ~」

緊張をほぐしてくれて、ありがとう。

 

最初はお茶のイメージを膨らませてほしかったので、

ペットボトル茶のお話をしました。

高校生の間でも「伊右衛門」は人気があるみたい。

 

あとは実際に茶の木を見てもらったり、

作り方の違いで緑茶・烏龍茶・紅茶ができる話とか、

日本茶は世界の茶の中で約4%しか作られてないとか、

紅茶が世界で一番飲まれているとか、

意外だったみたい。

 

「次に茶を淹れる実演に入りまーす。飲んでみたい人?」

 

ここが私の一番興味のあるところ。

みんなは緑茶・烏龍茶・紅茶、

何に興味があるのだろう~

 

私見!高校生が興味を持ったお茶ランク(5段階)

日本茶⇒興味度:2 中国茶⇒興味度:3 紅茶⇒興味度:5

ってな感じ。

 

日本茶はペットボトルのイメージがあるらしく

「濃~い」って言われちゃいました。

でも飲むとホッとするみたいで、

美味しいと言ってくれて安心しました。

 

中国・台湾茶は面白い茶葉があるから、

見てるだけで楽しいみたい。

聞香杯を使って香りを嗅いでもらったり、

お茶を飲む行為が楽しそうでした。

 

紅茶は女の子が多かったせいもあるのか、

ミルクティーで飲んだり一番印象がよかったです。

 

近年ペットボトル茶の普及で、

茶の知名度は格段に上がりました。

同じことを10年前にしたら、果たして同じ結果が出たのかな

 

最後にどんな提案をしたら、若い人に急須で茶を飲んでもらえると思う?

・・と生徒さんに質問したところ

 

「お茶バー」⇒日本酒やカクテル感覚で色々なお茶が飲める空間。喫茶店とは違ったイメージかな。いいよね

「専門店は店構えが固くて入りにくい」⇒たしかに値段もよく分からないし、入ったら買わなきゃいけないかも・・って思ったら入りにくい。

 

現在、両方を取り入れた店舗作りに励んでいる最中です。

 

ってな感じで、無事終了(汗)

 

皆さん本当に有難うございました。

教える立場のわたしが逆に頼ってしまい、

生徒さん達には感謝の気持ちでいっぱいです。

人に物を教えることは大変ですが、

また挑戦したいです!!!