水は主に「天然水」「水道水」「市販のミネラルウォーター」の3つに大別されます。美味しい水とはどんな水なのでしょう。お茶の水色や香味に影響する水の性質としてはPH・鉄・カルシウム・マグネシウム・塩素・硬度など。その中でお茶の味に関係するのは硬度だそうです。
※人それぞれ味覚は異なりますので、参考程度にお考えください。
よく「ヨーロッパに旅行した時に飲んだお茶の印象」と「日本に帰ってきてから飲んだお茶の印象」が違う・・との話を聞くことがあります。外国産の水にはカルシウムが過度に含まれていて、お茶には不向きな物もあります。お茶に淹れて美味しい水は「硬度が低くすぎず、高かすぎずの水」がいいようです。とはいっても人それぞれ好みがございますので、自分の味覚に合った水を探してみてください。
3、美味しく茶を飲むためには・・ 浄水器を付けていないご家庭でも水道水で美味しくお茶を飲むことは出来ます。水道水を使っておいしい茶を飲むには、まず水のカルキ(塩素)臭さを消すことが必要です。 1、必ず沸騰させます。湯冷ましして飲む場合でも沸騰させてから、温度を下げるようにしてください。 2、保温湯沸かし器に移し時間がたってしまった場合、飲む度に再沸騰させることをおすすめいたします。 ※やかんに鉄さびが浮いたり、表面にキズがあるものは避けましょう。
参考文献:世界お茶まつり公式ガイドブック |