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工夫茶器を使った淹れ方

 

 

☆ 工夫茶器は青茶を美味しく呑むために考えられた茶道具です。青茶特有の香りを引き出すために小さな茶壷(急須)・茶海・茶杯(茶碗)を使います。

使用した茶器:180ml入りの茶壷・茶海・茶杯2ヶ


 

1、茶壷を温めるために沸騰したお湯を注ぎ、温めておきます。烏龍茶の場合100度くらいでよろしいかと。


 

2、茶壷が温まるのを確認し、そのお湯で茶海・茶杯を温めます。


 

3、茶壷に3g程度(ティースプーン2杯)の茶葉を入れます。好みもありますので、調節は自由。目安として、茶壷の底が見えなくなるくらいがよろしいかと。


 

4、茶壷に熱湯が溢れるぐらい注ぎます。


 

5、蓋をしたら急須にも熱湯をかけます。蒸らし時間は1煎目は1分ぐらいでよろしいかと。

チェックポイント:茶壷の温度を維持する為、茶壷の外からもお湯をかけます。烏龍茶の香りを引き出すには、どれだけ熱いお湯の状態を維持して茶杯に注げるかです。


 

6、蒸らし終わったら、お茶を茶壷から一気に茶海へ移します。(これはお茶の濃さを一定にするためです。)

※そのまま茶杯に移してもかまいません。


 

7、茶壺のお茶を茶杯に移します。これでやっと呑めますね(笑)3煎目以降の抽出時間は30秒程度づつ長くしてみてください。味が出なくなるまで楽しみましょう♪


さあ~これでおいしい青茶の出来上がりです (^v^) 苦労して淹れた分、口に含んだ時の感動はひとしお。香りを楽しみながら存分に味わってください。